【新規事業ラボ】新規事業の立ち上げ情報誌

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新規事業の立ち上げでコンサルを活用する時の4つのポイント


 新規事業の立ち上げ支援を、コンサルにお願いすることになっても、新規事業での【コンサルを活用する時のポイント】を知らないまま、コンサルと業務を進めるのは、とても心配ですよね?

 コンサルと一緒に、新規事業の立ち上げを担当することになったあなたも、コンサル活用のポイントを知っていれば、効率的に新規事業が進み、予定通りに新規事業が立ち上がりやすくなります。

 以前の私は、新規事業でのコンサルを活用する時のポイントを、全く知らなかったので、コンサルとの役割分担があいまいで、積極的な意見交換ができずに、チームとしてのまとまりが、全くありませんでした。その結果、新規事業が計画通りに進まず、成果がほとんど上がりませんでした。新規事業の立ち上げを、コンサルと一緒に多く取り組むうちに、コンサルを活用する理由や活用のポイントがわかり、効率的にコンサルを活用できるようになりました。

 このページでは、①コンサルを活用するべき理由 と、②コンサルを活用する時のポイント について解説していきます。

 この記事を読み終える頃には、新規事業でコンサルを活用するべき理由と活用時のポイントを理解し、コンサルと良好な関係を築きながら、新規事業をスムーズに立ち上げられるようになります。

1 新規事業でよく発生する問題

 新規事業の立ち上げでは、社内で誰も、とり組んだことがない未知の分野やむずかしい課題に対して、積極的に挑戦しますので、次から次に問題が発生します。新規事業の立ち上げ経験者は、社内にほとんどいないので、経験やノウハウがほとんどありません。そのような状況で、発生した問題を社内メンバーだけで解決するのは、至難の業と言わざるを得ません。

 新規事業でよく発生する問題を、以下に列挙します。

  1. 目的と目標が明らかでない
  2. プロジェクトマネジメント(プロジェクトの進行・管理)がうまくいかない
  3. ビジネスモデルが構築できない
  4. 事業計画書が作成できない
  5. 市場分析が不十分
  6. マーケティング戦略が立案できない
  7. 販売チャネルがない
  8. 人材がいない
  9. 資金不足

 上記以外にも、細かい問題はもっともっとあり、問題を上げ始めるときりがありません。

 これらの問題を、新規事業の担当者だけで解決しようとしても、経験やノウハウが不足しているため、なかなか新規事業が前に進みません。問題を解決せずに放置しておくと、さらに問題が大きくなり、解決にかなりの労力を費やすことになります。

 問題を早めに解決し、新規事業をスムーズに立ち上げるには、コンサルなどの外部専門家を活用する のを、おすすめします。

2 コンサルを活用するべき4つの理由

 新規事業の立ち上げで、なぜコンサルを活用した方が良いのでしょうか?

 新規事業の立ち上げで発生する多くの問題を解決するために、コンサルなどの外部専門家を活用するべき理由は、主に以下の4つです。

  • 専門知識や経験を活用できるから
  • 客観的な視点でアドバイスをもらえるから
  • プロジェクトをスムーズに進行できるから
  • 社内にノウハウを蓄積できるから

専門知識や経験を活用できるから

 コンサルは、新規事業の立ち上げやプロジェクトマネジメントに関する豊富な知見やノウハウをもっています。そのため、以下のようなサポートを受けることにより、経験やノウハウ不足を、補うことができます。

  • プロジェクトの進行・管理
  • ビジネスモデルの構築
  • 事業計画書の作成
  • 市場調査・市場分析
  • マーケティング戦略の立案

 これらのサポートを受けることで、新規事業の成功確率を高めることができます。

客観的な視点でアドバイスをもらえるから

 新規事業の立ち上げを、社内メンバーのみで行うと、既存事業の考え方やこれまでのやり方に引きずられ、視野が狭くなりがちです。コンサルを活用することで、①新たに予想されるリスク ②アクションプランやスケジュールの修正 ③モチベーション維持の方法 ④現状分析 など 客観的な視点から、アドバイスをもらうことができます。

 これらのアドバイスにより、無駄な業務を省き、必要な業務を着実に進められるようになります。

プロジェクトをスムーズに進行できるから

 新規事業の立ち上げでは、スピードも非常に重要です。大企業のように、社内の承認手続きに時間がかかり、資料ばかり作っていると、プロジェクトの進行が滞り、メンバーのモチベーションは、下がってしまいます。また、社内リソースが不足していると、プロジェクトが停滞してしまうことがあります。コンサルの支援を受けると、①業務の一部をサポートしてもらう ②意思決定が迅速化する などにより、プロジェクトがスムーズに進みます。

社内にノウハウを蓄積できるから

 コンサルの支援を受けながら、新規事業を立ち上げることで、プロジェクトメンバーが 実践的な知識やノウハウを習得 し、次第に社内メンバーだけで、新規事業を推進できるようになります。コストはかかりますが、一度コンサルを活用することで、社内に知識やノウハウが蓄積されることは、メンバーの自信にもつながり、後から非常に役にたってきます。特に、以下の知識やノウハウを学ぶことは、貴重な財産になります。

  • ビジネスモデルの構築
  • 事業計画書の作成
  • 市場調査・市場分析
  • マーケティング戦略の立案

3 コンサルを有効に活用する4つのポイント

 新規事業の立ち上げでコンサルを活用する場合、いくつかポイントがあります。以下のポイントを意識しながら、コンサルを活用してください。そうすれば、コンサルのもつ専門知識や経験を取り込み、新規事業の立ち上げがスムーズになります。

  • 目的を明確にする
  • 役割分担を決める
  • 積極的に質問する
  • 良好な関係を築く

目的を明確にする

 コンサルに新規事業の立ち上げ支援を依頼する時、何を解決したいのか? どのような支援を依頼するか? を明らかにすることは、非常に重要です。例えば、次のような目的が考えられます。

  • 業界の最新情報や動向についてのアドバイス
  • ビジネスモデル構築の支援
  • 事業計画書のブラッシュアップ
  • 取引先の紹介、新規取引先の開拓
  • 資金調達のアドバイス

 具体的な目的が、明確になることで、コンサルのもつ知見やノウハウを、十分に引き出し、活用できるようになります。

役割分担を決める

 コンサルは、あくまでも外部の専門家です。プロジェクトの中心メンバーではありませんので、社内メンバーに代わって、多くのことを実行してくれるわけではありません。あくまでも、一部業務をサポートや支援してくれるだけです。

 そのため、コンサルに依頼する部分と社内メンバーで対応する部分を明確に分け、コンサルの役割を明らかにすることが大切 です。コンサルの役割をあいまいにしたまま業務を進めると、新規事業が計画通りに進まなかったり、コンサルに対する不満がたまっていくことになります。経営者や上司が決めたコンサルであっても、しっかりと役割分担は決めるべきです。

積極的に質問する

 コンサルは、多くの知見やノウハウを持っていますが、黙っていたら、それらを提供してくれることは、ほとんどありません。積極的に質問することで、具体的なアドバイスを引き出せます。打ち合わせの前に、コンサルへの質問を箇条書きにして渡したり、打ち合わせのゴールを明確に伝えることで、コンサルから多くの情報を得ることができます。コンサルが直接知らないことでも、業界の知り合い経由で、有用な情報や最新技術、ライバル企業の動向など 多くのことを引き出すためにも、積極的な質問は欠かせません。

 せっかくお金を払ってコンサルに依頼していますので、なんでも聞いてやろう!という積極的な姿勢で、取り組んでください。

良好な関係を築く

 コンサルに依頼すれば、多くの知見やノウハウを提供してくれますが、良好な関係を築くことにより、コンサルが ①積極的に関与してくれる ②的確なアドバイスをくれる ③主体的に動いてくれる ようになります。その結果、以下のようなメリットが得られます。

  • 継続的な支援を受けやすくなる
  • コンサルの持つネットワークを活用できる
  • より深い知見やノウハウを引き出せる
  • プロジェクトのスピードが上がる

 コンサルも人間ですので、良好な関係をもった人には、契約範囲を超えたサービスを提供してくれる場合があります。つまり、意識的に良好な関係を築くことにより、単なるアドバイスやサポート以上の価値を、引き出すことができるのです。

4 コンサルを活用する時の注意点

 新規事業の立ち上げで、コンサルを活用することは、非常に有効ですが、いくつかの注意点があります。新規事業の立ち上げは、プロジェクトチームに、最終的な必要がありますので、コンサルはあくまでも、サポート役です。さらに、コンサルは専門知識や経験をもっていますが、すべてを知っているわけではありません。また、コンサルと一緒に始めたプロジェクトでも、コンサルとのお別れの時(契約終了の時)が、いつか必ず訪れます。

 上記のような事実を踏まえ、コンサルを活用する時の4つの注意点を、以下に簡単にまとめました。ぜひ、参考にしてください。

  • 得意分野や実績を確認する
  • コンサルに依存しすぎない
  • アドバイスをうのみにしない
  • コンサルと密に情報共有する

 コンサルの活用は、非常に有効ですが、コンサルに依存しすぎると、各メンバーの成長が阻害されてしまいます。私は、最初の3~6か月だけコンサルを活用し、アドバイスやサポートを受け、徐々に自分たちで新規事業を進めていく方法 を、おすすめします。この方法だと、素早くスムーズに新規事業を立ち上げながら、各メンバーがスキルやノウハウを学んでいくことができます。

5 まとめ

 今回の記事では、新規事業でコンサルを活用するべき理由と、コンサルを活用する時のポイントを解説しました。専門知識や経験を活用でき、客観的な視点でアドバイスをもらえるため、コンサルの活用は非常に有効です。ただ、コンサルを活用する目的を明確にし、役割分担をしっかりと決める必要があります。コンサルを有効に活用し、新規事業をぜひ成功に導いてください。

新規事業でコンサルを活用する時の4つのポイント

  1. 目的を明確にする
  2. 役割分担を決める
  3. 積極的に質問する
  4. 良好な関係を築く


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