【新規事業ラボ】新規事業の立ち上げ情報誌

新規事業の立ち上げ時のポイント、ビジネスモデル、事業計画書、スケジュール、タスク、プレゼン資料 などをわかりやすくまとめた情報サイト


広告モデルとは、どんなビジネスモデルなのか?


 「広告モデル」を活かした新規事業を検討することになっても、 【広告モデル】 の仕組みや特徴を、よく知らないまま、ビジネスモデルを構築するのは、むずかしいですよね?

 新規事業の担当者になったあなたも、広告モデルの仕組みと特徴を知っているだけで、新規事業のビジネスモデルを考える時の幅が広がります。特に、無料でユーザーを集めたい場合には、最適なモデルです。

 以前の私は、広告モデルを知っているつもりでしたが、仕組みや特徴を深く理解している訳ではありませんでした。そのため、無料で多くのユーザーを集めるビジネスモデルを検討することは、ほとんどありませんでした。広告モデルの仕組みや特徴を理解した今では、広告モデルを活用したビジネスも検討できるようになりました。

 このページでは、①広告モデルの仕組み・特徴 と、②広告モデルが適している商品・サービス について解説していきます。

 この記事を読み終える頃には、広告モデルの仕組みや特徴がわかり、広告モデルを適用した新規事業を、色々と検討できるようになります。

1 広告モデルとは何か?

仕組み

 広告モデルとは、広告主からの広告収益を収益源とするビジネスモデル です。つまり、ユーザーに無料または低価格でサービスやコンテンツを提供し、広告の掲載料やクリック報酬などで利益を得る仕組みです。

特徴

 広告モデルの特徴は、以下の通りです。

特徴説明
ユーザーは無料でサービスを受けられるSNS、動画配信サービス、ニュースサイトなど、無料で利用できる。
収益源は「広告主」ユーザーではなく広告を出す企業から収益を得る。
規模の経済が働く利用者が多いほど、収益が増える。
データ活用で広告効果を高められるデータを活用して広告を最適化できる。

 多くの人がサービスを利用すればするほど、広告の価値が上がり、収益が増えます。そのため、いかに多くのユーザーを集め、長時間利用してもらうか が成功のカギとなります。ただ、広告が多すぎたり不快だと、ユーザーが離れてしまいます。「収益化」と「ユーザー満足度」をどう両立させるか が、重要です。

2 広告モデルが適している商品・サービス

 広告モデルは、多くのユーザーに無料でサービスを使ってもらうこと で成り立っています。そのため、①ユーザー数が多い ②利用頻度や利用時間が長い ③幅広い広告主を集めやすい サービスが適しています。

 以下に、広告モデルが適している商品・サービスを列挙します。

サービス特徴
検索エンジン検索キーワードに関した広告を表示できるため、広告主にとって広告効果が高い
SNS利用時間が長いため、広告効果が高い
動画配信サービス視聴時間が長いため、効果的な広告を出せる
無料アプリアプリ利用中に広告を出せる
ブログや個人メディア記事に合わせた広告を打てる
フリーペーパー・無料雑誌広告掲載料で収益を得る

 広告モデルは、優秀なビジネスモデルですが、万能ではありません。広告で収益化しにくサービスも存在します。例えば、

  • ユーザー数が少ないサービス
  • 利用頻度が低いサービス
  • 高額で慎重に意思決定する必要がある商品・サービス
  • 広告主が少ない分野のサービス

 などは、広告モデルに向きません。これらのサービスは、サブスク、フリーミアム、従量課金 など、他のビジネスモデルを検討する必要があります。

3 広告モデルを活用するメリット・デメリット

 広告モデルは、ユーザーを集めて広告主から収益を得る ビジネスモデルです。仕組みが簡単で、応用しやすいため、多くの分野で活用されています。ユーザーを集めるまでは苦労しますが、ユーザーが集まった後は、収益が安定します。ただし、多くのメリットやデメリットが存在しますので、広告モデルの採用には、慎重な見極めが必要です。

 また、新規事業として考える場合は、どのくらいユーザーを集められるか? 広告以外の収益源を確保できるか? も重要になります。

 広告モデルのメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリット

  • 無料なのでユーザーを集めやすい
  • 継続的な利益が見込める
  • データ活用で、高単価の広告が可能
  • 多様な業界から広告収入が見込める
  • 広告主と連携することで、色々な広告が考えられる
  • 成長と収益化を両立させやすい

デメリット

  • 収益化には大量のユーザーが必要
  • 広告主が必要
  • ユーザー1人あたりの単価が低い
  • プライバシー問題が発生しやすい
  • 広告収入が景気に左右されやすい
  • 広告が多いと、ユーザーが離れてしまう

4 広告モデルの落とし穴

 広告モデルは、①無料でユーザーを集められる ②広告収益で稼げる ことから、簡単に導入できそうな気がしますが、実際には大きな落とし穴が、隠れています。

 特に注意が必要な落とし穴を、以下に整理しました。

  • ユーザーが集まらないと収益にならない
  • 広告が多いとユーザーが離脱する
  • 広告主への依存度が高い
  • 競争が厳しい

ユーザーが集まらないと収益にならない

 ユーザーが集まらないと収益にならないのは、広告モデル最大の落とし穴です。広告モデルは、ユーザーに広告を見てもらうことで、収益が発生しています。つまり、広告を見てくれる人が少ないと、広告収入がほとんど入らない仕組みです。

 落とし穴になる理由は、①立ち上げ初期はユーザーが少ない ②集客にコストがかかる ③ある程度の規模にならないと運営コストをまかなえない からです。

 広告モデルは、ユーザー数がすべて と言っても、過言ではありません。多くのユーザーを集められるのか? 利益が出るまで赤字に耐えられるか? を、しっかりと検討する必要があります。

広告が多いとユーザーが離脱する

 広告が多いとユーザーが離脱するのは、広告モデルのよくある落とし穴です。無料サービスを利用していて、ストレスを感じたり広告が多すぎて、止めたくなった経験はありませんか? 広告モデルは、広告を増やせば収益が増える 仕組みですが、同時に 広告を増やしすぎるとユーザーが減る という相反する特徴があります。

 広告が多すぎて、ユーザーが離脱するのは、①使いにくくなるから ②不快に感じるから ③お金儲けばかりだと感じるから などが原因です。

 広告モデルを成功させるためには、

  • 広告の量をどうするか?
  • ユーザーが不快に感じないようにどう工夫するか?

 この2つのバランスをとることが、非常に重要です。

広告主への依存度が高い

 広告主への依存が落とし穴になるのは、①収益の柱が広告に偏っているから ②広告は景気に左右されやすいから ③広告主の意向に振り回されるから などが、その理由です。

 対策として、広告以外の収益源を持つこと広告主を分散させること が考えられます。

競争が激しい

 広告モデルは、シンプルでわかりやすいため、多くの企業が参入しやすく、競争が激しくなりやすい という大きな落とし穴があります。その理由は、主に3つです。

 1つ目は、参入障壁が低いから です。広告モデルは、ユーザーを集めて広告を載せる という簡単なビジネスモデルです。そのため、誰でもビジネスを始めやすく、似たようなサービスが次々に生まれます。

 2つ目は、大手企業がすでに存在するから です。Google、meta、YouTube など、世界的にも強力なプラットフォームがすでに存在しています。広告主は、まず大手に広告を出すので、新しいサービスには広告が集まりにくくなります。

 3つ目は、ユーザー獲得競争が激しいから です。広告モデルは、ユーザー数が命 です。そのため、各社が広告やキャンペーンなどで多額のコストを使い、ユーザーを奪い合います。その結果、赤字に陥ることもあります。

 新規事業として広告モデルを取り入れる場合は、①大手が進出しにくいニッチ市場を狙う ②広告以外の収益源を組み合わせる ことが必要です。

5 まとめ

 今回の記事では、広告モデルの仕組み・特徴と、広告モデルが適している商品・サービスについて、解説しました。広告モデルは、ユーザーを集めて広告主から収益を得る ビジネスモデルです。①無料なのでユーザーを集めやすい ②継続的な利益が見込める などのメリットがありますが、①収益化には大量のユーザーが必要 ②広告主が必要 などのデメリットもあります。広告モデルを成功させるためには、収益化とユーザー満足度をどう両立させるか が、重要なポイントになります。

広告モデルとは?

広告モデルとは、広告主からの広告収益を収益源とするビジネスモデル です

関連記事

Title Text

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua.

Title Text

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua.

Title Text

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua.

Title Text

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua.



PAGE TOP