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新規事業として食品ビジネスを立ち上げる時のアイデア5選


 新規事業として食品ビジネスを考えていても、【食品ビジネスのアイデア】 を思いつかないと、何も始まらないですよね?

 食品ビジネスを検討しているあなたも、食品ビジネスの可能性と具体的アイデアを知っているだけで、簡単に新規事業を立ち上げることができます。

 以前の私は、食品ビジネスの可能性・魅力的なアイデアを、何も知らなかったので、新規事業として検討しませんでした。その結果、他社が食品ビジネスで成長しているのを、ただ見ているだけでした。食品ビジネスの可能性や魅力を知ってからは、新規事業として食品ビジネスも検討するようになりました。

 この記事では、①食品ビジネスにチャンスがある理由 ②具体的なアイデア について解説していきます。

 この記事を読み終える頃には、食品ビジネスの可能性や魅力を理解し、色々な食品ビジネスに挑戦したくなります。

1 なぜ今、食品ビジネスにチャンスがあるのか?

 人間が生活する上で欠かせない3要素として、衣食住(衣類、食事、住居)があります。その中でも食品ビジネスは、①景気に左右されにくい ②顧客との接点が多い(食事の頻度は1日に3回) ③誰でも始めやすい ④体内に入るものを扱う などの特徴をもっています。

 食品ビジネスは、上記のように非常に身近な分野でありながら、実は今、大きなチャンスが広がっています。以前は、多額の初期投資が必要だったり、流通経路の壁があったりで、一部の企業(資金力のある企業、流通チャネルをもつ企業 など)しか参入できませんでした。しかしながら、現在では、OEMモデル(製造を他社にお願いし、その製品を自社ブランドで販売するビジネスモデル)の発展や、ネット通販の普及、SNSの活用 などにより、小さく始めて事業を大きく成長させることが可能になっています。

 また、①健康志向 ②時短ニーズの高まり ③サステナブルへの関心 など、消費者の求める価値観が多様化し、新しい商品でも受け入れられやすい環境が整っています。さらに、食品はリピートされやすいため、継続的な収益につながる点も魅力です。

 つまり、食品ビジネスは新規事業にとって、かなり魅力的なビジネスなのです。ただ、食品ビジネス特有の課題・注意点もありますので、やみくもに挑戦するのではなく、特徴や注意点を理解した上で、戦略をもって取り組む必要があります。

 本章では、食品ビジネスの背景や特徴を踏まえ、「なぜ今、食品ビジネスにチャンスがあるのか?」について、解説します。チャンスがあるのは、主に以下の4つの理由です。

  • 小さく始められるから
  • 消費者ニーズが多様化しているから
  • 販路開拓がしやすいから
  • 継続的に購入されやすいから

小さく始められるから

 これまでは、食品ビジネスを始めるのに、工場、店舗、多額の初期投資 が、必要でした。しかしながら、現在では、OEMやネット通販、シェアキッチン などの普及により、小規模かつ少ない初期投資で、食品ビジネスを始められる ようになっています。

 例えば、自社で工場をもたなくても、外部の製造会社に委託して商品を作ることができますし、ネット通販を活用すれば、店舗をもたずに全国に販売できます。

 つまり、リスクを減らすために「小さく試す」ことが簡単になり、新規事業にとって、挑戦しやすい環境が整っているのです。

消費者ニーズが多様化しているから

 食品は、毎日食べるものですが、消費者のニーズが大きく変化し、多様化しています。例えば、

  • 健康志向(低糖質、高たんぱく など)
  • 時短ニーズ(冷凍食品、ミールキット など)
  • 特定の価値観(サステナブル食品、オーガニック食品 など)

などへの関心が高まっています。つまり、「万人向けの食品」ではなく、「特定のニーズを捉えた食品」が、求められる時代になっています。

 そのため、資本力のある大企業でなくても、ニッチなニーズに特化した食品で勝てる可能性が高まっています。アイデアと行動力で、成功することができるのです。

販路開拓がしやすいから

 新しい食品を開発した場合、スーパーや小売店で売ってもらうのが、これまで一般的でした。そのため、食品ビジネスを始めるハードルが、高くなっていました。しかしながら、現在では、ネット通販やSNS を活用すれば、直接顧客に食品を届けることができます。特に、SNSでは、

  • 食品の魅力を視覚的に伝えられる
  • ストーリーやこだわりを発信できる
  • 拡散によって認知が広がる

などの特徴があるため、始めたばかりでも、やり方によって一気に注目されるチャンスがあります。つまり、魅力的な食品を作れば、資本力や流通チャネルがなくても、売れる可能性が広がっています。

継続的に購入されやすいから

 食品は、一度売れたら終わりではありません。人は1日に3回も食事をしますので、気に入ってもらえれば、継続的に購入される(リピートされる)特徴があります。

 魅力的な食品は何度も購入されますし、サブスク(定期購入)にも適しています。このため、顧客を一度獲得できれば、長期的な売り上げにつながる可能性があります。

 新規事業では、「継続的に売れる仕組み」が非常に重要ですので、食品ビジネスは、有利な分野と言えます。

2 どんな食品ビジネスをやるか?

 食品ビジネスを成功させるためには、「どんな食品を作るか?」について、しっかり考えることが重要です。どれだけ品質が高く、おいしそうな食品を作っても、顧客ニーズに合っていなければ、売れることはありません。特に現在では、①健康志向 ②時短ニーズ ③サステナブル志向 など、消費者の価値観が多様化しています。そのため、売れる食品の見極めが非常に重要です。新規事業として食品ビジネスに、これから参入し、成功するためには、顧客ニーズや伸びている食品を検証し、ターゲットをしぼり込むことが、成功のカギとなります。

 本章では、食品ビジネスの現状を踏まえて、おすすめできる具体的なビジネスアイデアを5つ取り上げ、それぞれの特徴や可能性について、わかりやすく解説します。食品ビジネスを立ち上げる時の参考にしてください。

  • 健康志向 × 機能性食品
  • 時短ニーズ向け食品
  • ネット通販でのオリジナル食品
  • 地域食材を活用した食品
  • サステナブル食品

健康志向 × 機能性食品

 最初におすすめするのは、健康志向をもった人に対し、特定の機能をもつ食品 を提供することです。なぜなら、人々の健康に対する関心が高まっているからです。

  • 生活習慣病の予防
  • 体型維持
  • 体力向上
  • ストレス解消

を目的に、日々の食事で手軽に健康を管理したい と考える人が増えています。しかしながら、忙しい現代人が、毎日バランスの良い食事を用意するのは、簡単ではありません。そこで、「手軽に健康を補ってくれる食品」へのニーズが高まっているのです。具体的には、低糖質、高たんぱく質、食物繊維の増量 など、特定の機能をもつ食品に人気があります。

 これらは、「健康に良い」という明確な価値があるため、購入理由がわかりやすく、選ばれやすい特徴があります。また、ターゲット顧客もはっきりしています。①ダイエットをしたい人 ②筋トレをしている人 ③健康診断の数値を改善したい人 など、ニーズが具体的なので、商品開発やマーケティングの方向性が明らかです。さらに、効果を実感し、食品に満足にすると、継続購入につながりやすいのも、大きなメリットです。

 つまり、健康志向 × 機能性食品は、「ニーズが明確」「価値が伝わりやすい」「継続購入されやすい」という点から、非常に有望だと言えます。

時短ニーズ向け食品

 近年、共働き世帯の増加やライフスタイルの多様化により、自由に使える時間が減り、忙しい人が増えています。その結果、多くの人が「できるだけ手間をかけずに、食事を済ませたい」と考えるようになっています。

 これらの人々のニーズにこたえる食品として、以下があります。

  • 温めるだけで食べられる冷凍食品
  • カット済み・調理済みの食材セット(ミールキット)
  • フリーズドライ食品

 これらは、簡単に調理でき、時短につながるため、多少高くても購入されやすい特徴があります。さらに、便利さを実感すると、継続利用へとつながります。

ネット通販でのオリジナル食品

 ネット通販やSNS の普及により、企業が顧客に直接販売できるようになりました。つまり、食品ビジネスへの参入障壁が低くなっています。その結果、小規模でも食品ビジネスが成立するようになりました。

 SNSには、

  • 食品のこだわり・背景を伝えられる
  • ファンを作れる
  • 拡散によって認知されやすい
  • ブランドを育てられる

などの強みがあります。例えば、「素材にこだわったスイーツ」、「独自製法の調味料」 などは、単なる商品ではなく「ブランド」として、支持されやすくなっています。

 さらに、ネット通販は、①小ロットで始められる ②顧客データを入手できる ③改善をくり返せる ため、顧客の反応を見ながら、事業を成長させることができます。つまり、新規事業には最適です。

地域食材を活用した食品

 食品を購入する時、単に「安い」 「便利」だけでなく、どこで作られたのか? どんな想いがあるのか? といった背景に価値を感じる消費者が、増えています。また、地産地消や食の安全への関心が高まり、地域の特産品や食文化が注目されています。

 地域食材には、①他にはない独自性 ②生産者・産地の魅力 ③品質や安全性への信頼 などが、すでに存在しており、これらは、地域食材の付加価値になります。例えば、同じジャムでも、「どこでも手に入るもの」と「特定地域の果物を使ったもの」では、後者の方が選ばれやすくなります。

 また、地域食材は、①新鮮 ②その地域でしか手に入らない ③生産者の顔が見える などの特徴があるため、価格が高くても納得して購入されやすく、利益を確保しやすいメリットもあります。 

サステナブル食品

 サステナブル食品とは、自然環境や社会に配慮して作られた食品のこと です。人々の環境問題や社会課題への関心が高まり、何を買うか? だけではなく、「どんな影響を与える食品か?」を考える消費者が増えています。具体的には、①食品廃棄(食品ロス)の問題 ②プラスチックの削減 ③地産地消 ④二酸化炭素の排出削減 などのテーマが注目されています。

 このような流れの中で、サステナブル食品は、明確な価値や方針をもっています。例えば、

  • 規格外の野菜を使った食品
  • プラスチックを使わない容器
  • 植物から作った加工肉
  • 農薬や化学肥料を使わず育てた野菜

などです。これらは単なる食品ではなく、「社会的に良い選択」として、支持されやすい特徴があります。「安いから買う」「おいしいから買う」だけではなく、「考え方に共感するから買う」という動機で購入する消費者が、増えています。サステナブル食品は、①応援され ②SNSで拡散され ③ブランドとして支持され やすいので、おすすめです。

3 食品ビジネスの重要ポイント3選

 第1章では、食品ビジネスにチャンスがある理由、第2章では、食品ビジネスでおすすめのアイデア を説明しました。しかしながら、食品ビジネスを成功させるためには、「どんな食品を作るか?」だけではなく、「どのように進めるか?」も、考えなければなりません。

 食品ビジネスは、外から見ると、もうける仕組みが簡単で、誰でもできそうに見えます。表面的には、そうですが、①衛生管理 ②在庫管理 ③品質管理 ④利益構造の設計 など、他のビジネスにはないむずかしさがあります。そのため、重要ポイントを押さえずに業務を行うと、売上がのびない、売れても利益が残らない、品質が安定しない などの問題に直面します。

 本章では、失敗を避け、食品ビジネスを成功に導くために、押さえておくべき重要なポイントを3つにしぼり、わかりやすく解説します。

  • ニーズに合った食品を作る
  • 利益構造を設計する
  • 品質・安全性を優先する

ニーズに合った食品を作る

 食品ビジネスで最も重要なのは、「おいしい食品を作ること」や「SNSで拡散される食品を作ること」ではなく、「求められている食品を作ること」です。よくある失敗は、「自分たちが作りたい食品」を優先してしまうことです。しかしながら、どれだけおいしく、どれだけ品質が高くても、顧客のニーズに合っていなければ、売れません。

 例えば、

  • 健康志向の人が、満足しているか
  • 忙しい人が、時短できるか
  • リピーターに、生産者の想いが伝わっているか

など、誰が? どのようなニーズをもっているか? を、明らかにすることが重要です。つまり、商品開発の出発点は、「顧客を理解すること」です。そこから逆算して、商品を設計することが、成功のカギになります。 

利益構造を設計する

 食品ビジネスは、簡単そうに見えますが、利益が出にくい構造 になっています。その理由は、コストがかさむためです。一例として

  • 原材料費
  • 人件費
  • 製造費
  • 物流費
  • 廃棄コスト
  • 広告宣伝費
  • 包装・パッケージ費

などが必要です。これらを考えずに、価格を決めてしまうと、「売れているのに利益が出ない」という状況になります。重要なのは、最初の段階から、コストを試算しながら、いくらで売るか?を決めることです。

 また、セット販売や定期購入(サブスク) などを導入すれば、安定した利益構造を作ることができます。

品質・安全性を優先する

 食品ビジネスでは、安全であること が、すべてに優先されます。どれだけ人気があり、どれだけおいしくても、①衛生管理が十分でない ②表示に不備がある ③品質が安定しない などの問題が発生すると、信頼を一瞬で失い、事業継続がむずかしくなります。異物混入や食中毒の発生 などで、ダメージを受ける事例は、たくさん発生しています。

 食品は、人の体に直接影響を与えるため、他のビジネス以上に、衛生管理や品質管理が求められます。逆に、「安心して食べられる」「衛生管理や品質管理が徹底されている」 などの信頼を勝ち得ると、大きな強みになります。

 品質・安全性を優先することは、長い目で見ると、ブランド価値の構築・向上にもつながります。

4 継続して売れる仕組みづくり

 食品ビジネスを成功させるためには、一度売れるだけではなく、売れ続けることが必要です。食品ビジネスは、①競合企業が多く ②すぐにマネされ ③差別化がむずかしい ため、継続して売れなければ、すぐに事業が傾いてしまいます。

 逆に言えば、売れ続ける仕組みを作ることができれば、安定した収益を長期に生み出す事業に、成長させることができます。そのためには、複数の要素を組み合わせ、強固な仕組みを定着させる必要があります。

 食品ビジネスを一過性で終わらせず、継続して売れ続ける状況を作るために、絶対にやるべき仕組みは、以下の4つです。ぜひ、取り入れてみてください。

  • リピートされる食品を複数つくる
  • 顧客との接点を持ち続ける
  • 売上データを基に改善をくり返す
  • ブランドとして育てる

5 まとめ

 今回の記事では、食品ビジネスにチャンスがある理由・おすすめのアイデアについて、解説しました。①小さく始められるから ②消費者ニーズが多様化しているから ③販路開拓がしやすいから などが、チャンスがある主な理由です。具体的なアイデアとして、①健康志向 × 機能性食品 ②時短ニーズ向け食品 ③ネット通販でのオリジナル食品 などがおすすめです。食品ビジネスを成功させるためには、ニーズに合った食品を開発し、利益構造を設計する必要があります。さらに、継続して売れる仕組みを導入できれば、新規事業は着実に拡大していきます。

新規事業として食品ビジネスを立ち上げる時のアイデア5選

  • 健康志向 × 機能性食品
  • 時短ニーズ向け食品
  • ネット通販でのオリジナル食品
  • 地域食材を活用した食品
  • サステナブル食品

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