新規事業の立ち上げを任されたものの【何が重要なポイントなのか?】わからないままに業務を進めるのは、とても辛いですよね?
初めて新規事業の立ち上げを任されたあなたも、6つのポイントを押さえるだけで、新規事業の失敗を大幅に減らすことができます。
以前の私は、新規事業の立ち上げ時のポイントを理解していなかったので、業務が進まなかったり、無駄なことに注力してしまい、プロジェクトが停滞することがよくありました。数多くの新規事業の立ち上げを経験し、重要な6つのポイントを理解してからは、新規事業の立ち上げがスムーズになり、成功確率が上がりました。
というわけでこのページでは、①新規事業の立ち上げ時に重要なポイントと、②結果が出ない時のチェックポイント の両方について解説していきます。
この記事を読み終える頃には、あなたが知りたい新規事業の立ち上げの6つのポイントを理解し、自信を持って業務やプロジェクトを推進できること間違いなしです。
1 必ず知っておきたい6つのポイント
新規事業の立ち上げで、必ず知っておきたい重要なポイントは以下の6つです。
- 目的の明確化
- ビジネスモデルの構築
- プロトタイプでの検証および修正
- チームビルディング
- マーケティング戦略の立案
- 関係者とのコミュニケーション
目的の明確化
目的、つまり何のために新規事業を立ち上げるのか?を明確にすることは非常に重要です。企業の置かれた状況によって、さまざまな理由が考えられます。代表的な目的は、次の通りです。
- 10年後の新しい事業の柱を作るため
- 完成した新しい技術を活用し新しい製品・サービスを作るため
- 現在の事業の周辺サービスを強化するため
- 株主にアピールするため
目的があやふやなまま、なんとなく新規事業を立ち上げようとしても、新規事業の立ち上げは必ず失敗します。これだけは断言できます。
ビジネスモデルの構築
ビジネスモデルとは【ビジネスを成立させている仕組み】のことです。別の言葉で説明すると ①誰に ②どんなサービス(どんな価値)を ③どのような仕組みで提供し ④どう利益を得るか を明確にしたものです。新規事業の立ち上げを成功させるためには、ビジネスモデルをしっかり考え、利益を出せる仕組みを構築することが必須になります。
ビジネスモデルの詳細はこちらの記事で詳しく説明しています。ビジネスモデルとは?
プロトタイプでの検証および修正
プロトタイプとは、最小限の機能をもった製品・サービスのことです。MVP(Minimum Viable Product)と表現することもあります。プロトタイプを活用すれば、考えているサービスが顧客ニーズを満たしているのか? どのような改善点が必要か? を知ることができ、成功の確率を高めることができます。
チームビルディング
新規事業を立ち上げる場合、最初は3~5名のチームで取り組むことがほとんどです。チーム全員の力を結集し、力を合わせながら新規事業を立ち上げる ためには、目標の設定と共有、自由な意見交換、各メンバーの役割の明確化、定期的なフィードバックと方向性の検討 など強力なチームを作り上げ日々進化していくことも、求められます。
マーケティング戦略の立案
誰に(ターゲット顧客)? どんなサービスを? どのような仕組みで提供するか? を具体的に考えていきます。競合他社の動向も把握しながら、ターゲット顧客にサービスを提供する時の差別化ポイントを明らかにする必要があります。ターゲット顧客の反応に応じて、戦略は柔軟に変更していくことも大切です。
関係者とのコミュニケーション
新規事業を立ち上げる過程では、①経営者(役員会) ②既存事業の関係者(財務部門、マーケティング部門、人事部門 他) ③社外の協力会社 などの関係者に現状や今後の方向性を説明し、承認や理解を得たうえで、業務を進める必要があります。関係者とのコミュニケーションを怠ると、協力してもらえなくなったり、足を引っ張られたりすることがあります。目先の業務が忙しい場合でも、必ず時間を確保して関係者との密なコミュニケーションをとる ことが、成功への第一歩となります。
2 6つのポイントが新規事業を立ち上げる時の骨格になる
この6つのポイントを押さえながら新規事業を立ち上げれば、大きな失敗がなくなります。なぜなら、6つのポイントが新規事業を立ち上げる時の骨格 になっているからです。このポイントを押さえながら、さらに各内容を深掘りしていくことにより、新規事業の内容が明確になっていきます。
6つのポイントを明確にすれば
- 新規事業立ち上げの目的は?(何のために新規事業を立ち上げるのか?)
- 誰に?(ターゲット顧客は?)
- どんなサービスを?
- どのような方法で?
- 顧客候補の反応は?
- 関係者の反応や協力への見通し
が明らかになってきますので、自信を持って新規事業を進められるようになります。
従いまして、6つのポイントを押さえ内容を深掘りしていくことが、新規事業を立ち上げる時に非常に重要になります。
3 まず最初に抑えるべきポイントを2つに絞り込むとすれば
重要な2つのポイント
- 目的の明確化
- ビジネスモデルの構築
目的の明確化
新規事業の立ち上げで最も重要なことは、目的を明確にすること です。何のために新規事業を立ち上げるのか?を理解しないまま業務を始めたり、プロジェクトを立ち上げても、必ず失敗します。ただでさえ新規事業の成功確率は低いのに、目的もわからずに業務をこなしても、モチベーションが上がるわけがありません。
新規事業の立ち上げ業務は、困難の連続ですから結果が出ない、予定通りにいかない ことだらけです。そんな時に頼りになるのが、目的 なのです。苦しい時でも一度立ち止まりあらためて目的を確認すれば、再びやる気が出ます。結果が出ずに意欲を失ったメンバーがいても、鼓舞することができます。
もし目的が明確でない場合は、あなたが納得するまで経営者や上司と話し合うことがおススメします。
ビジネスモデルの構築
ビジネスモデルとは【ビジネスを成立させている仕組み】のことです。ビジネスモデルの構築が新規事業の立ち上げの核になります。①誰に ②どんなサービス(どんな価値)を ③どのような仕組みで提供し ④どう利益を得るか を検討し明確にするのは、非常にむずかしいものの、やりがいのある作業です。
ビジネスモデルには色々なパターンがあり、常に新しいモデルが生み出されています。まずは、代表的なビジネスモデルについて調べたり、研究しながら、自分たちのビジネスモデルを考えるのが、ベストです。チームメンバー全員が理解し、心の底から納得できるビジネスモデル を構築して下さい。新規事業立ち上げの成否に関わる非常に重要な作業ですので、時間をかけてじっくりと考えることが大切です。
4 結果が出ない時のチェックポイント
6つのポイントを押さえながら、新規事業の立ち上げを進めても、結果が出ない、予定通りにいかない ことだらけです。やることは山のようにあり、それらをやってもやっても結果が出ずに、焦る日々が続くと思います。さらに、経営者や上司への進捗報告会があり、毎週どうする?どうする?と詰められると、逃げ出したくなってきます。ときには眠れない日もあるでしょう。その時は、一度立ち止まって 次の点について確認して下さい。もっとやることや修正点が必ず見つかるはずです。
- 社内向けの資料作りに注力 していませんか?
- googleで調べてばかり いませんか?
- 最初に作った事業計画にこだわって いませんか?
- コンサルタントの言いなり になっていませんか?
1について
経営者や上司の意見ではなく、ターゲット顧客の意見を聞いてください。
2について
新規事業の立ち上げでは、調べるよりも考えて試行錯誤することが必要です。
3について
新規事業が計画通りに進むことはありません。常に修正が必要です。
4について
コンサルタントはあくまでアドバイザーです。責任を取るのはあなたですので、納得感のあることに注力してください。
5 まとめ
今回の記事では、新規事業の立ち上げで重要な6つのポイントを解説しました。この6つのポイントを意識しながら、新規事業を立ち上げることにより、業務やプロジェクトはスムーズに進むこと間違いなしです。
新規事業の立ち上げで重要な6つのポイント
- 目的の明確化
- ビジネスモデルの構築
- プロトタイプ(最小限の機能をもった製品・サービス)での検証および修正
- チームビルディング
- マーケティング戦略の立案
- 関係者とのコミュニケーション